奥州市の貸切ジム・プロフィット ザ ジムのLB(下半身)スペースには、
CYBEX(サイベックス)のプレートロード式「スクワットプレス」があります。
筋トレYouTuberでIFBBプロボディビルダーのポパイ関根氏も、
動画の中でこのマシンを「最高の名機」と評していました。
👇動画中で、CYBEXスクワットプレスについて語っています(クリックすると、そこのシーンに行きます)。
もちろん、どのマシンが合うかは体格や目的によって変わります。それでも、
数多くのマシンを使い込んできたトップ選手が「名機」と呼ぶのには理由があります。
この記事では、一般的な45°レッグプレスとの違いと、基本的な使い方を紹介します。
CYBEXスクワットプレスとは

CYBEXスクワットプレスは、背中をパッドに預け、足でフットプレートを押して
下半身を鍛えるマシンです。メーカーの取扱説明書では、
主に使われる筋肉として次の3つが挙げられています。
- 大腿四頭筋(太ももの前)
- 大殿筋(お尻)
- ハムストリングス(太ももの裏)
上半身が安定するため、バーベルスクワットのようにバランスを取る必要が少なく、
脚の動作に集中しやすいのが特徴です。
45°レッグプレスとの大きな違い
一般的な45°アングルドレッグプレスは、重量を載せたスレッドがレールに沿って斜め上へ
動きます。軌道は基本的に直線です。
一方、CYBEXスクワットプレスのフットプレートは、
リンク機構によって円弧を描くように動きます。
| 比較点 | CYBEXスクワットプレス | 一般的な45°レッグプレス |
|---|---|---|
| 軌道 | 円弧軌道 | 直線軌道 |
| 抵抗 | 動作に伴って変化 | スレッドを斜め上へ押し上げる |
| 使用感 | トップまで負荷がつながりやすい | 脚を伸ばすほど軽く感じる場合がある |
どちらが一律に優れているという話ではありません。軌道と負荷特性が違うため、
同じ重量を載せても身体に伝わる感覚はかなり異なります。
「名機」と呼ばれる理由は、可変抵抗にある
CYBEXの公式資料では、ダイレクトリンク機構によって、可動域全体にわたって
適切な抵抗のカーブ(strength curve)を作ると説明されています。
つまり、単にフットプレートが半円状に動くだけではありません。
プレートの重さ、支点からの距離、リンクの角度が動作中に変化し、
身体に伝わる抵抗も変わる設計です。
また、Life Fitness(CYBEXブランドを扱うメーカー)の公式解説によると、
このマシンには初期抵抗があります。具体的には、スタート位置での抵抗が、
装着したプレート重量の約70%に80lb(約36kg)を加えた値とされています。
さらに、メインアームが地面と平行になる位置では、
装着重量に対する抵抗が約100%になります。つまり、
プレートを付けていない状態でも、スタート位置で一定の負荷がかかる
ということです。
人間は一般的に、膝と股関節が深く曲がったボトムよりも、
脚が伸びてくる中間域からトップ域のほうが力を出しやすいと言われています。
このマシンは、その力の出し方に沿うように抵抗が変化するため、
ボトムからトップまで負荷が途切れにくいのが特徴です。
運営者である私自身も、一般的な45°レッグプレスより、最後まで脚で押し続けている感覚があります。トップで急に軽くなりにくく、膝だけを突っ張って重量を受ける状態にもなりにくいと感じます(※あくまで個人の感想です)。
ただし、「膝が絶対にロックしない」「怪我をしない」という意味ではありません。
トップでは膝を勢いよく伸ばし切らず、最後まで筋肉で重量を支えることが大切です。
足首の位置を保つ「4節リンク機構」
CYBEXスクワットプレスは、複数のアームを組み合わせた「4節リンク機構(Four-bar linkage)」によって、動作中の足首の位置を適切に保つ設計になっています。
公式資料でも、この機構が可動域を通して正しい足首のポジションを維持すると説明されています。
つまり、フットプレートは単に円弧を描いて動くだけではありません。
脚の曲げ伸ばしに合わせて、フットプレートの位置と角度がコントロールされているということです。また、実際に使ってみると、足裏全体でフットプレートを捉えやすく、ボトムからの切り返しも滑らかに感じます。
基本的な使い方

- 最初はプレートを付けずに試す:初めて使うときは、プレートを付けずに軌道とセーフティの操作を確認してください。
- 左右へ同じ重量を載せる:プレートは必ず左右均等に装着します。
- 背中と骨盤をパッドへ付ける:お尻をシートの奥まで入れ、背中をバックパッドへ預けます。ボトムでお尻や腰が浮く場合は、下ろしすぎです。
- 足を中央付近へ置く:足幅は肩幅程度、つま先を自然に少し外側へ向けます。かかとを含めた足裏全体をフットプレートへ付け、膝とつま先の方向をそろえます。
- 脚で支えてからセーフティを解除する:ハンドルを握り、両脚でフットプレートをしっかり支えた状態で、リリースハンドルを操作します。
- ゆっくり下ろし、足裏全体で押す:息を吸いながら膝と股関節を曲げ、ゆっくり下ろします。反動を使わず、足裏全体でフットプレートを押し返します。
- トップで膝を勢いよくロックしない:脚を伸ばした位置では、膝を突っ張って関節へ重量を預けず、わずかに余裕を残します。
- 終了時はセーフティを確実に戻す:脚で押した状態でリリースハンドルを操作し、ロックを確認してから、ゆっくり重量をセーフティへ預けます。
ボトムの目安は、次の状態を保てる範囲です。かかとが浮かない/膝が内側へ入らない/お尻や腰が浮かない/膝や股関節に痛みがない。無理のない範囲で行ってください。

👇動画にて、簡単な使用方法を解説しています。
初心者の回数と重量の目安
初めての方は、プレートなし、または少ない重量から始めてください。
(※プレート装着のない状態で約36Kgの重さです)
- 10~15回
- 2~3セット
- セット間の休憩は1分30秒~3分程度
なお、重量を増やす基準は「何とか押せたか」ではありません。
腰を浮かせず、反動を使わず、膝の向きと動作スピードを保つことが先です。
そのうえで設定回数を行えるようになってから、少しずつプレートを追加していきましょう。
「名機」の良さは、動かすと分かる
CYBEXスクワットプレスの特徴は、カタログ上の重量だけでは分かりません。
・円弧を描く独特の軌道、
・動作に合わせて変化する抵抗、
・足首の位置関係を調整する4節リンク機構、
・そしてボトムからトップまで途切れにくい負荷。
こうした要素が組み合わさっています。ただ重いものを押すのではなく、
一回の動作を通して脚へ負荷を乗せ続けやすいのが魅力です。
マシンの選び方の考え方については、マシン選定のこだわりの記事でもご紹介しています。
プロフィット ザ ジム LBをご利用の際は、ぜひ45°レッグプレスとの違いも意識しながら、
このスクワットプレスを体感してみてください。
施設の詳細は奥州市の貸切ジム 完全ガイドをご覧ください。



















